楽天銀行とは
楽天銀行は、楽天グループが運営するネット銀行です。店舗を持たないかわりに、手数料の安さ・金利の高さ・使いやすさが特徴です。
私が楽天銀行を使い始めたのは、楽天証券でNISA積立をはじめたことがきっかけです。「マネーブリッジ」という仕組みを使うと、普通預金の金利が大幅にアップするというのを知って、試してみました。
💡 楽天証券でNISAの積立をしているなら、楽天銀行との連携は必ず検討してほしいです。「マネーブリッジ」を設定するだけで、眠っていた普通預金が一気にお得になります。
使ってみてよかった3つのこと
① 普通預金の金利が高い(マネーブリッジ設定後)
楽天銀行単体での普通預金金利は0.02%(2026年5月現在)ですが、楽天証券と連携する「マネーブリッジ」を設定すると年0.1%になります。
メガバンクの普通預金金利が0.001〜0.02%であることを考えると、これはかなりお得です。定期預金にするより手軽で、いつでも引き出せます。
② ATM手数料・振込手数料がおトク
月の取引状況によって、ATM利用手数料・他行振込手数料が無料になります。私はメインをd NEOBANKにしているので楽天銀行の出番は多くありませんが、たまに使うときに手数料がかからないのは地味に助かります。
③ アプリが使いやすい
スマホアプリで残高確認・振込・明細確認がすべてできます。サブ口座であっても残高の確認がサッとできるので、管理が煩わしくありません。
マネーブリッジ設定のやり方
マネーブリッジとは、楽天銀行と楽天証券を連携させる仕組みです。設定すると以下のメリットがあります。
- 普通預金金利が年0.1%にアップ
- 楽天証券の買付余力として楽天銀行残高が使える
- 証券口座への入出金が自動でできる
設定手順
- 楽天銀行・楽天証券の両方に口座を開設する
- 楽天銀行のアプリまたはウェブにログイン
- 「マネーブリッジ」のメニューを選択
- 楽天証券の口座番号を入力して連携完了
💡 設定は5分もあれば完了します。NISAの積立をしている人は、ぜひ一緒に設定しておくことをおすすめします。
楽天銀行の私の使い方
正直に言うと、私は楽天銀行をメインバンクとしては使っていません。メインはd NEOBANKで、楽天銀行はあくまでもマネーブリッジのためのサブ口座です。
楽天カードの引き落とし口座もd NEOBANKにしていますし、楽天市場での買い物も楽天カードで払うだけ。楽天銀行経由でやっていることは、ほぼ楽天証券との連携(マネーブリッジ)だけです。
それでも楽天銀行を解約しない理由は、マネーブリッジの恩恵が大きすぎるからです。楽天証券でNISA積立をしている限り、楽天銀行はセットで持っておくべきだと感じています。
💡 もっとフル活用したいなら:楽天カードの引き落とし口座を楽天銀行にするとSPU(スーパーポイントアッププログラム)のポイント倍率がさらに上がります。楽天経済圏を一本化したい方にはおすすめです。私はd NEOBANKをメインにしているのでやっていませんが、知っておいて損はない設定です。
「楽天銀行の一番の価値は、マネーブリッジです。楽天証券でNISAをやっているなら、それだけのために開設しても十分元が取れます。」
正直なデメリットも話します
いいことだけ書いても読んでいる人の参考になりません。正直に感じたデメリットも書いておきます。
- ATMが限られる:コンビニATMやイオン銀行ATMが使えますが、近くにない場合は不便に感じることがあります
- 窓口がない:ネット銀行なので、対面で相談できません。問い合わせはチャットや電話になります
- メインバンクとしては慣れが必要:私はd NEOBANKをメインにしているため、楽天銀行はサブ口座として活用しています。使い慣れるまではサブから始めるのが現実的です
⚠️ 私はd NEOBANKをメインにしており、楽天銀行はサブ口座としての使用にとどめています。どちらをメインにするかは、自分の生活スタイルや使い方に合わせて決めるのがよいと思います。
ここからは、「そもそもネット銀行って大丈夫なの?」「口座ってどう分ければいいの?」という、これから口座を作る人がつまずきやすいポイントをまとめておきます。私自身が最初に知りたかったことばかりです。
【基礎知識】ネット銀行と店舗型銀行、何が違う?
楽天銀行のようなネット銀行と、駅前に支店があるような店舗型の銀行は、それぞれに向き不向きがあります。「ネット銀行が絶対に正解」というわけではないので、両方の特徴を公平に整理しておきます。
ネット銀行の強みと弱み
ネット銀行は店舗や窓口の人件費がかからないぶん、そのコストを手数料の安さや金利面の優遇としてユーザーに還元しやすい仕組みになっています。口座開設も振込も残高確認も、スマホひとつで完結するのが基本です。
一方で弱みは、この記事のデメリットの章でも書いたとおり、対面で相談できる窓口がないことです。操作に迷ったときの問い合わせはチャットや電話が中心になります。また、現金の入出金は提携ATM頼みなので、現金をよく使う人は「自分の生活圏に使えるATMがあるか」を先に確認しておくと安心です。
店舗型銀行の強みと弱み
店舗型の銀行の強みは、なんといっても窓口で人に相談できる安心感です。住宅ローンの相談、相続の手続き、通帳やカードをなくしたときの対応など、「対面で確認しながら進めたい場面」では今でも心強い存在です。
弱みは、店舗網を維持するコストがかかるぶん、手数料や金利の面ではネット銀行に見劣りしやすいことです。また、窓口は平日の日中しか開いていないことが多く、教員のような平日フルタイムの働き方だと、そもそも窓口に行くこと自体が一苦労だったりします。
💡 私の結論は「両方持って使い分け」です。日常のお金の管理はネット銀行に寄せて、対面手続きが必要になる場面に備えて店舗型の口座もひとつ残しておく。どちらか一方に全部寄せる必要はありません。
給与振込口座とどう使い分ける?口座設計の考え方
口座を複数持つと聞くと「管理が大変そう」と感じるかもしれませんが、実は役割ごとに口座を分けたほうが、お金の流れはシンプルになります。私が考える基本の型は次の3つです。
- ①生活費口座:給与が振り込まれ、家賃・カード・光熱費などが引き落とされる「日常の財布」
- ②貯蓄口座:生活防衛資金など「使わないお金」を置いておく口座。生活費口座と分けることで、うっかり使ってしまうのを防ぐ
- ③投資用口座:証券口座と連携させて、積立などの投資資金の通り道にする口座
ポイントは、給料日に自動でお金が流れる仕組みを作ってしまうことです。給与が入ったら、貯蓄分と投資分が自動で移動し、生活費口座に残ったお金だけで生活する。意思の力で節約するのではなく、仕組みで先取りする形にすると、続けるのが一気に楽になります。
私の場合は、メインのd NEOBANKが①の役割で、楽天銀行はマネーブリッジで楽天証券とつながる③の役割、という分担です。どの銀行をどの役割にするかは人それぞれでよくて、大事なのは「この口座は何のための口座か」をはっきりさせておくことだと思います。
⚠️ 口座の増やしすぎには注意。役割のない口座が増えると、残高の把握が難しくなり、使っていない口座の管理も雑になりがちです。まずは「生活費・貯蓄・投資」の3つの役割が埋まる範囲で十分です。
ネット銀行を安全に使うためのセキュリティ基本
「ネット銀行ってセキュリティが不安」という声はよく聞きます。結論から言うと、銀行側の対策は年々強化されていて、リスクの多くはむしろ使う側の設定と習慣で減らせます。最低限やっておきたいのは次の4つです。
①ワンタイムパスワード(二段階認証)を必ず設定する
IDとパスワードだけでなく、振込などの操作時に一度きりの認証コードを求める仕組みです。ほとんどのネット銀行が無料で提供しているので、口座を開いたら最初に設定しておくべき機能です。これがあるだけで、パスワードが漏れた場合の被害をかなり防げます。
②メールやSMSのリンクからログインしない
「口座が凍結されました」「本人確認が必要です」といったメッセージで偽サイトに誘導するフィッシング詐欺が、ネット銀行まわりでは一番よくある手口です。対策はシンプルで、ログインは必ず公式アプリか、自分でブックマークした公式サイトから行うこと。メールやSMSのリンクは、本物っぽく見えても踏まないのが原則です。
③パスワードを使い回さない
他のサービスから漏れたパスワードで銀行にログインを試される、という被害パターンがあります。銀行のパスワードは他のどのサービスとも違うものにしておきましょう。
④入出金の通知をオンにして、明細をたまに見る習慣を
アプリの入出金通知をオンにしておくと、身に覚えのない動きにすぐ気づけます。異変に早く気づいて銀行に連絡できるかどうかが、被害を最小限にする分かれ目です。
💡 セキュリティの機能や補償の内容は銀行ごとに違い、内容も更新されていきます。細かい条件は必ず各銀行の公式サイトで最新の情報を確認してください。
よくある質問(FAQ)
Q. ネット銀行なのに、現金はどこで下ろすの?
コンビニATMや提携ATMで入出金できます。楽天銀行の場合も複数の提携ATMが使えますが、無料になる条件や回数は取引状況によって変わるので、公式サイトで最新の条件を確認してください。そもそもキャッシュレス中心の生活なら、現金を下ろす機会自体がかなり減ります。
Q. 通帳はないの?記録はどうなる?
紙の通帳はなく、アプリやウェブ上の電子明細で入出金履歴を確認します。紙がないと不安に感じるかもしれませんが、検索や絞り込みができるぶん、むしろ紙の通帳より見返しやすいというのが使ってみての実感です。
Q. もし銀行が倒産したら、預金はどうなるの?
日本には預金保険制度という公的な仕組みがあり、万が一銀行が破綻しても、普通預金や定期預金は1金融機関あたり元本1,000万円とその利息まで保護されます。これはネット銀行も店舗型銀行も同じです。1,000万円を超える預金を1つの銀行に置く場合は、複数の銀行に分けておくのが基本の考え方です。
Q. 楽天証券を使っていなくても、楽天銀行を作る意味はある?
正直に言うと、この記事で書いてきたとおり、私が感じている楽天銀行の一番の価値はマネーブリッジです。楽天証券を使う予定がまったくないなら、他のネット銀行と比べたうえで、自分の生活圏やよく使うサービスに合うものを選べば十分だと思います。
まとめ
📝 この記事のまとめ
- 楽天銀行を開設したのは楽天証券でNISAを始めたことがきっかけ
- 楽天証券との「マネーブリッジ」で普通預金金利が0.1%に上がる
- 私はd NEOBANKをメインにしており、楽天銀行はサブ口座として活用
- 楽天証券でNISAをやっているなら、マネーブリッジのために開設する価値は十分ある
- 楽天カードの引き落としを楽天銀行にすればSPU倍率もさらに上がる(私はやっていないが)
- 口座は「生活費・貯蓄・投資」の役割で分けて、給料日に自動でお金が流れる仕組みを作る
- セキュリティの基本は「ワンタイムパスワード設定・メールのリンクからログインしない・パスワードを使い回さない」
- 万が一銀行が破綻しても、預金保険制度で1金融機関あたり元本1,000万円+利息まで保護される
楽天経済圏全体の使い方はこちらの記事もあわせてどうぞ。
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けい