同じ「公立学校の先生・40歳」なのに、働く県が違うだけで年収が100万円以上変わる——。このページは、47都道府県の教員の給料・年収を、現役教員のけいが公式データ(各県の給料表・人事委員会勧告)だけを使って1県ずつ計算していくシリーズのまとめページです。新しい県を公開するたびに、ここに追加していきます。
💡 このシリーズの比較ルール
・「大卒22歳で採用→40歳」の同じモデルで全県を計算(条件を揃えるから差が見える)
・ずっと教諭のまま・扶養や住居などの個人差がある手当は含めない
・使うのは各県の公式データのみ(給料表・人事委員会勧告・給与公表資料)
現在の年収ランキング(40歳モデル)
| 順位 | 都道府県 | 額面年収 | 手取り | ひとこと |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 大阪府 | 約763万円 | 約587万円 | 給料表3位×地域手当12.8%の「二刀流」。穴がない |
| 2 | 愛知県 | 約755万円 | 約578万円 | 基本給トップ×地域手当一律8.5% |
| 3 | 京都府 | 約748万円 | 約575万円 | 給料表2位の高さで東京超え。地域手当は3段階 |
| 4 | 東京都 | 約740万円 | 約568万円 | 基本給は最下位なのに地域手当20%で大逆転 |
| 5 | 広島県 | 約738万円 | 約568万円 | 給料表3位×県内どこでも最低4%。東京とわずか2万円差 |
| 6 | 埼玉県 | 約716万円 | 約551万円 | 給料表に「×101.571」の隠れ上乗せ×一律8.3% |
| 7 | 神奈川県 | 約703万円 | 約540万円 | 地域手当一律12.45% |
| 8 | 香川県 | 約701万円 | 約539万円 | 給料表は沖縄と1円まで同じなのに、県内全域3.2%の地域手当で21万円上 |
| 9 | 徳島県 | 約691万円 | 約532万円 | 給料表は沖縄・香川と3県連続同額。県内全域1.7%で、ちょうど2県の中間に |
| 10 | 福岡県 | 約686万円 | 約528万円 | 基本給は上位なのに地域手当5.4%で逆転負け |
| 11 | 千葉県 | 約684万円 | 約526万円 | 給料表は神奈川と同額なのに、地域手当9.2%で19万円差 |
| 12 | 愛媛県 | 約684万円 | 約526万円 | 給料表はシリーズ3位なのに地域手当0%。千葉とわずか5千円差 |
| 13 | 高知県 | 約682万円 | 約525万円 | 給料表はシリーズ2位なのに、地域手当0%+ボーナス4.50月(最少)で13位 |
| 14 | 沖縄県 | 約680万円 | 約523万円 | 給料表は1位大阪とわずか200円差なのに、地域手当0%で83万円差 |
| 15 | 福島県 | 約664万円 | 約509万円 | 給料本体は2位クラスなのに、シリーズ初の地域手当0% |
| 16 | 北海道 | 約661万円 | 約507万円 | 地域手当が札幌3%・道内他0%。寒冷地手当でも届かず |
1位と16位の差は約102万円。同じ「公立高校の先生・40歳」でも、働く県でこれだけ変わります。年収差の主犯である地域手当の仕組みは、シリーズ第1弾の解説記事でどうぞ → 東京の教員の給料はなぜ高い?「地域手当」の正体
公開済みの記事(16都道府県)
47都道府県の進捗マップ
公開済みの県は青いボタンからジャンプできます。それ以外の県は順次調査していきます(リクエスト優先!ページ下部へ)。
シリーズの読み方(はじめての方へ)
- 年収の数字は「その時点の公式データによる推計」です:各県とも毎年秋の人事委員会勧告で給料表が動くため、比較は「その時点の公式データ同士」で行っています。
- モデルは最低ラインに近い数字です:扶養手当・住居手当・役職(主任・主幹など)が付くと、ここから増えます。どこまで増えるかは「夏のボーナスだけで120万円」検証記事が参考になります。
- 年収差の主犯はたいてい「地域手当」です:0〜20%まで県によって差があり、ボーナスにも掛かります。仕組みは東京の記事でどうぞ。
あわせて読みたい(シリーズ番外編)
あなたの県、調べます
47都道府県、ぜんぶやります。「うちの県を先にやってほしい」というリクエストは、X(@kei_kyoinchichi)のリプライやDMで受け付けています。リクエストが多い県から優先して調査・公開していくので、お気軽にどうぞ。
💌 お金の質問も匿名で受け付けています給料・手当・NISA・保険……教員のお金の疑問なら何でも。いただいた質問にはブログや動画で(匿名のまま)答えます。→ 匿名で質問をおくる
🗓 更新履歴
2026/8/11 高知を追加(額面682万・13位)で四国コンプリート。給料表はまさかのシリーズ2位393,400円なのに、地域手当0%+ボーナス4.50月(シリーズ最少)で13位。四国4県は給料表の順位と年収の順位がほぼ真逆に
2026/8/9 徳島を追加(額面691万・9位)。給料表が沖縄・香川と3県連続で1円まで同じ388,800円。地域手当0%・1.7%・3.2%の順に年収がそのまま並ぶ「自然実験」が完成
2026/8/2 香川を追加(額面701万・8位)。四国初の「地域手当あり」県。給料表は沖縄と1円まで同じ388,800円なのに、県内全域3.2%で年収21万円差に。
2026/7/31 沖縄を追加(額面680万・11位)。シリーズ最南端。給料表は1位大阪と200円差なのに地域手当0%
2026/7/25 愛媛を追加(額面684万・10位)。四国初上陸。給料表はシリーズ3位なのに地域手当0%で10位
2026/7/23 広島を追加(額面738万・いきなり5位)。東京とわずか2万円差・中国地方初上陸
2026/7/21 京都を追加(額面748万・いきなり3位)。給料表2位の高さで東京超え。ついに10都道府県
2026/7/21 大阪を最新データに全面更新(724万→763万)。令和7年勧告と計算方法の統一を反映し、シリーズ1位に
2026/7/18 千葉を追加(額面684万・8位)。南関東そろい踏み。給料表は神奈川と完全同額
2026/7/17 福島を追加(額面664万・7位)。東北初上陸&シリーズ初の「地域手当0%」
2026/7/13 埼玉を追加(額面716万・4位)。給料表の「×101.571」隠れ上乗せがシリーズ初登場
2026/7/12 北海道を追加(額面661万・6位)。寒冷地手当がシリーズ初登場
2026/7/9 東京都の年収完全版を追加(額面740万・2位)。5都府県のランキングが出揃いました
2026/7/9 まとめページ公開(東京・大阪・神奈川・愛知・福岡の5都府県+ボーナス計算ツール)